マイナス思考な人は危機管理能力が高い
今回の仮説
今回のテーマは
そして今回の仮説は
自分はどうしてネガティブなのか
僕は学生時代に部活の顧問の先生に
※僕はこの先生を尊敬してるので決して貶める気はありません
僕はこの言葉にひどくショックを受けました。 それまで自分がネガティブだなんて思ってもみなかったからです。
それからの僕は今自分が考えたことがポジティブなのかネガティブなのかを意識するようになりました。 すると確かに自分がマイナス思考しがちだということに気づきました。
自分がネガティブであると気づいてからの僕はマイナス思考になるたびに「ポジティブに考えなきゃ!」と思いプラス思考を心がけました。 しかし、この「ポジティブにならねばならない」ことを意識すればするほどにネガティブな自分が浮き彫りになっていきました。
「こんなに意識してるのになぜポジティブになれないんだろう」と考えているうちに、そもそもネガティブに考えることを悪いことではないと思っている自分に気づきました。
考え方を変えよう
僕はポジティブになることを諦めました。 その代わりに「プラス思考絶対優勢」という考え方を変えることにしました。
だって僕はマイナス思考のおかげで得したことが何度もあります。 僕は待ち合わせのときは「もし電車が遅れたらどうしよう」とマイナス思考して早めに出発するので遅刻することが少ないです。 高校受験だって「万が一にでも落ちたらどうしよう」とマイナス思考したから早めに受験勉強を始めました。 そしていつも最悪な状況を覚悟しているから、現実になってもショックの衝撃が少なくて済みます。
どうして多くの人がマイナス思考をしてしまうことがあるのか。 それはマイナス思考にもメリットがあることに他ならないのです。
プラス思考もマイナス思考も使い方次第
『マイナス思考』は『起こりうるリスクを洗い出す思考』であって、マイナス思考自体は悪いものではありません。 やりすぎるとリスクを気にしすぎてチャンスを逃す可能性があることもまた事実ですけどね。
逆に『プラス思考』は『起きたことや現状に対して価値を見出す思考』です。 もちろん良い側面もありますが、使い方を誤るとリスクの見逃しや悪いことを放置してしまうことに繋がりかねません。
僕が思うに、プラス思考もマイナス思考も『考え方』という一つの”技術”です。 どちらを選びやすいかは性格なのかもしれませんが、二つの思考自体には良いも悪いもありません。 要はどちらの思考を使うにしても、「考えた後でどう行動するか」が重要なのです。
最後に
書いてみると意外と長くなってしまいました...。
よくよく考えてみると「マイナス思考にもメリットはあるんじゃないか」って考え方を変えること自体は『プラス思考』に近い考え方ですね(笑)。
僕も無意識下で『プラス思考』と『マイナス思考』を使い分けてたんでしょうね。
「プラス思考が正しい、マイナス思考は絶対的に悪い」と決めつけるのは思考停止してるのと同じだと今の僕は思っています。 もし、マイナス思考な自分に悩んでいる方や「ポジティブに考えなさい」と周りに強要されて困ってる方は一度考えてみてください。
ふとスピッツの『さらさら』という曲の歌詞が浮かんだので、それで締めたいと思います。
(すごく落ち込んだときはスピッツさんの曲に助けられてます。)
以上です。お付き合いいただいた方、ありがとうございました。