嫌いな人にはあだ名をつけてあげよう
はじめに
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「この人嫌いだなあ」とか「この人のこういうところ嫌だなあ」って思うことありませんか?
別に咎めたくて言ってるわけじゃありません。むしろどんな人にも嫌悪感を示さないなんて逆に心配です。
僕は親しい間柄の人から「人の好き嫌いがはっきりしてる」って言われるので、きっと人に対する嫌悪感を抱くことは多いほうだと思います。
嫌いな人との接触を避けられれば問題ないですが、「この人嫌い」と思った相手が仕事関係だとか、学校のクラスメイトだとか、ましてや一緒に住んでる家族だったりしたら、そう簡単にいきませんよね。
でも、ただ我慢するだけではストレスが溜まる一方です。
もちろん趣味とか全く別のところで発散する方法もあるんですが、根本解決にはならないですし、経験上嫌いな人の嫌いな部分って自分でも持ち合わせてることが多いんですよね。
他人に嫌悪感を抱くことが多いってことは自分の嫌いなところも多いのかもしれない...。
因果応報じゃないですけど、回り回って自己否定してるみたいになる気がします。
どうせなら嫌いな人の存在で得する方法ないかなあと思って、「そういえば方法あるじゃん」と思いついた(無意識にやってたことに気づいた)のでご紹介します。
嫌いな人にはあだ名をつける
僕は「この人嫌いだなあ、けど接触は避けられないなあ」と思ったときはソウルネーム(心の中でだけ呼ぶあだ名)をつけるようにしてます。あだ名は何でもいいわけではなく、なんとなく以下のようなルールでつけてます。
①直接悪口ととれるような名前にしない
②その人の嫌いな部分をポジティブにとらえた言葉に言い換える
①直接悪口ととれるような名前にしない
これはは鉄則です。悪口ととれる名前だと普通に嫌悪してるのと一緒ですから、結局嫌な気持ちになっちゃいます。
②その人の嫌いな部分をポジティブにとらえた言葉に言い換える
こちらがキモです。嫌いだなと思う部分をただの特徴として捉えたときに何に似てるかを考えます。短所をうまいこと長所のように言い換えるイメージです。長所とまでいかなくても悪いイメージを持たない言葉に言い換えられれば十分です。隣の部屋は相撲部屋
具体例を一つ。 僕は壁の薄いアパートの3階で暮らしていますが、右隣の部屋の人の足音がとにかくうるさいです。 ドスドスドスドスと低い音が昼夜問わず響いています。 下の階の住人からも苦情が来てるようで時々管理会社からその旨のメールが送られてきます。 しかし改善される様子はなく、現在僕は在宅勤務中なのでさすがに気になります。
そこで僕は隣の住人に「ドスコイ先輩」というソウルネームを授けることにしました。朝方に足音が聞こえると「あ、稽古が始まった。四股踏みかな?」、夜中に聞こえると「今日も遅くまで励んでるなあ。お疲れ様です!」って考えます。
実は何も状況は変わってないのに、ドスコイ先輩にだんだん親しみを持てるようになりました。
最後に
実はこの方法に気づくきっかけをいただいた記事がありまして、導入部分では上手く差し込むことができなかったのでこちらに貼り付けておきます。
本記事で言いたかったのは何かを変えたければまずは視点を変えてみるといいということです。
見方一つ変えるだけで嫌いだった相手をなんだかかわいい存在にすることだってできちゃいます。
具体例としてちょうどよかったのでドスコイ先輩を召喚しちゃいました。話したこともないのに勝手に使ってごめんね。
僕は自分自身も含め、人の本質はそう簡単に変わらないと思ってます。
でも考え方は一つの技術なので身につければいろんなことに使えます。
この「考え方を変える」ことについてはまた別の記事でお話しできたらなと思ってます。
今回はこれで以上です。ここまで駄文にお付き合いくださった方、ありがとうございました。
追記
記事投稿した後で、ふとこの記事タイトルを検索したところ、同じこと書いてる人見つけました!全然違うところで同じことを考えてる人がいるってなんか嬉しいですね。